パタゴニア 社員をサーフィンに行かせよう

2019/04/11
 
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大好きなブランド“パタゴニア”

地球規模での環境問題に真剣に向き合い、自社のブランドで出来ることを明確にし、頑固なまでに取り組む職人的姿勢が素晴らしいブランドです。

『社員をサーフィンに行かせよう』の著者 パタゴニアの創業者兼オーナーの
イヴォン・シュイナードの自称肩書は、「サーファー・カヤッカー・鷹匠・クライマー・フライフィッシャーマン兼鍛冶屋」  




序章にイヴォン・シュイナードさんの考え方がよく表れていますので抜き出してみました。


“私は、ビジネスマンになって60年近くになる。こう自己紹介するのは、正直じくじたるものがある。

アルコール依存症であるとか弁護士であるとか言いたくない人と同じ気持ちだ。
ビジネスマンを誇れる仕事とは思えない。

ビジネスこそが自然の敵であり、土着文化の破壊者であり、貧しい人々から奪ったものを裕福な人々に届け、工場排水で地球を汚してきた張本人だからだ。

同時に、食べ物を作り、病気を治し、人口増加を抑え、雇用を生み出し、生活の質を高めることができるのもビジネスだ。

しかも、うまくやれば、魂を失うことなくこれら善行をなし、利益をあげられる。
これが本書のテーマだ。

1960年代の米国で育った私は、ご多分にもれず、大企業も嫌いなら彼らにへつらう政府も嫌いである。

共和党支持者の若者は両親よりも裕福になることを夢見たりする、もっと言えば、事業を興して少しでも速く成長させ、株式を公開して、高級住宅地レジャーワールドのゴルフ場で隠居生活を楽しむことを夢見たりするが、私は、そういう夢に魅力を感じたことがない。

私は自然に寄り添って暮らし、「危険を伴うスポーツ」と呼ばれたりするものを熱心にしてきた。私の価値観はそうして育まれた。

妻のマリンダも私も、常識にとらわれないパタゴニアの社員も、みな、このようなスポーツから、自然から、そして、風変わりなライフスタイルから様々なことを学び、それを会社の経営に応用してきた。




我々の会社、パタゴニアは実験的な試みだ。その目的は、「自然の破壊と文明の崩壊を避けるため今すぐやらなければならない」と母なる地球の健康に警鐘を鳴らす書籍に書かれていることを実際に行う、である。

自然環境が崩壊の危機に瀕しているとの見解で科学者はほぼ一致しているにもかかわらず、我々の社会は行動を起こそうとしない。

社会的レベルで関心や想像力が不足しており、流されてしまっている。

パタゴニアは常識に挑み、責任あるビジネスの形を提示するための存在だ。

いま、世界は、資本主義に染まっているが、これは果てしない成長が必要で自然破壊の責めを負うべきモデルであり、見直さなければならない。

パタゴニアとその社員2000名は、善行をなすことから利益の上がる優良ビジネスが作れることを実業界に示したいと考えているし、実際に示すことができる。


本書の初版は、書き上げるのに15年を要した。常識と異なるビジネス手法でもうまくいく、いや、そのほうがうまくいく ー 特に、100年先も存続している企業を目指すならば。

そうだと確信が持てるまで、そのくらい長い時間が必要だった。”




年々、世界中で天災による被害が大きくなってきています。
もう他人事とは言っていられない状況です。

今の調子で温室ガスが排出されれば、これから先、4℃程度の温暖化が懸念されています。
4℃上昇したら、海水面は今より1メートルから最悪2メートルも上がるそうです。
水面下に沈む国が多数生じ、今よりも天災の規模が大きくなることが予想されます。

経済の成長=地球環境の破壊 が成り立ってきた社会は終わりを迎えようとしています。

消費する側の私達の使い捨ての意識の変革が絶対的に必要なのかもしれません。







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